【5日目】・・・ミディー3800mの展望台からエレナへ
憧れの Tour Du Mont –Blanc フランス~イタリア~スイス 11日間の旅
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標高3800mのミディー展望台からはモングランに手が届きそう!素晴らしい景色でした
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天気が良ければクールマイユールから3基のゴンドラを乗り継いでエギュードミディーの展望台に登る予定の朝、多少の雲があるものの15時位までは晴天の予報、早速身支度を整えタクシーでゴンドラ駅に向かいました。朝一番のゴンドラに乗り紺碧のミディー山頂へ、真っ白なモンブランが目の前に見えます。足元に見える氷河には米粒のようなクライマー達も見えました。標高3800mは空気が薄く、息切れもしましたがこの素晴らしい景色が全て忘れさせてくれました。
【行程】ホテル発9時⇒ゴンドラ乗り場9時30分⇒ミディー展望台10時40分⇒ゴンドラ駅13時(昼食14時まで)⇒タクシーで登山口へ14時30分⇒エレナ小屋2062m、15時45分 【全歩行距離】5km、1時間15分
*********** 薄紫のハクサンフウロ咲く丘を行く **********
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ミディーに向かう朝、ホテルの前
昨日から予約していたタクシーを待つ皆さんです。今回泊まったクールマイユールホテルは町のほぼど真ん中でお買い物をするにも最高のホテルです。
朝一番のゴンドラに乗ることが出来ました
ゴンドラは3回乗り継ぎますがチケットは通しで購入する事が出来ます。ミディーまで往復8000円ほどですが景色さえ見ることが出来れば安いものです。急激に登る為、高山病には注意が必要です。
最後の三連ゴンドラでは箱乗りも体験
イタリア側のトップから三連ゴンドラに乗りミディーに向かいます。ほぼ水平なこのゴンドラからの景色は素晴らしく誰でもこのように身を乗り出してみたくなるはずです。シャモニからこのミディーに登ったら是非、イタリア側まで行ってくださいね。
目の前に広がるモンブラン山群
氷河が大迫力で眼下に広がってきました。一番奥に高く聳えるのがモンブラン、山頂は左のイタリア山頂と少し高いフランス山頂が有ります。
有名なモンブラン・デュタキュル
モンブランの南に延びる尾根の末端にあるこの山は数多くの岩登りのコースがあります。切れ落ちた岩尾根はとても難しそうに見えます。
ミディー展望台が近づいてきました
ロープの正面に見える赤茶色の岩壁がミディー南壁です。その昔ガストンレビュファーやルネドメゾンが登った岩だと思うと感慨深いものがあります。
********** ミディー展望台から見えるモンブラン *********
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山頂の売店でおみやげを探します
欲しくて買いたい物ばかりですがこの先4日間ザックに担ぐ事を考えると小さくて軽いお土産に落着きます。売店はシャモニからにお客さんで大賑わいでした。
最後のゴンドラに乗る前に植物園を見学
ここまでの道中で見慣れたお花たちが花壇に植えられていました。名前はすぐに忘れてしまいました。高山病かしら?
綺麗な景色と別れ、現実と向き合う登り口
7月1日jからはローカルバスがここまで運んでくれるのですが今は6月、人数もちょうどでしたからむしろタクシーが割安でした。ここからエレナまでは3kmほど、お腹もすいてきました。
トップの写真とほぼ同じ場所のお花たち
ピンクに咲くのは有名なアルペンローゼアルプスを代表する花です。出発から4日目、これまで堅かった蕾が次第に開いてきました。小屋はすぐ先の大地の奥です。
谷にはまだまだ多くの雪が残っています
この雪渓は結構な急傾斜で滑るとかなり危険な谷まで落ちていく所です。
エレナに到着しました このコースで一番新しい小屋です
背景の山がスイス、イタリア、フランス、三国の国境に聳えるモンドランです。
石積みで頑丈そうなエレナ小屋
建物は三階建て、中は二段ベッドご沢山置かれた大きな部屋が4部屋ほど、トイレは水洗、シャワーもホテル並みに素晴らしく、近代的な山小屋です。10年前に初めてのツアーの年に新築された小屋です。
大勢で楽しい夕食の様子
最初はミネストローネ、サラダ、パスタ、デザートの林檎、全て美味しく頂きました。